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第28話『祐二の考え』

 投稿者:ユオ  投稿日:2009年 6月23日(火)04時36分46秒
返信・引用
  製作途中  
 

第27話『小雪の考え』

 投稿者:ユオ  投稿日:2009年 6月23日(火)03時51分19秒
返信・引用 編集済
  はぅぅぅ・・・祐二君が私の事をお嫁さんに・・・
「プロポーズと・・・結婚・・・」
私は今、恭子ちゃんと義則君
祐二君と私の4人は朝食を食べてすぐ街に来ていた
普通に買い物をする他にも演劇で役に立ちそうな物を探すとか言ってたっけ・・・
「恭子、そういえば例のアクセサリー屋はどうする?、行くか?」
「そうだねぇ・・・うん、行こうよ、そこはブレスレットとかいっぱいあるから」
アクセサリー屋・・・
もしかして、朝お茶を買いに行く時に
恭子ちゃんが言ってたお店かな・・・

アクセサリー屋・・・宮永シルバーショップにやって来た
お店の名前になってるだけあって、シルバーアクセサリーがたくさんある
「ねぇねぇ義則君♪、あっち見に行こうよ♪」
恭子ちゃんはそう言うと
義則君の腕を引っ張って私と祐二君から離れて行った
すると・・・恭子ちゃんは私の方に振り向いて、1回だけウインクをした
私と祐二君に気を使ってくれたんだね・・・後でお礼言っておかなきゃ
「なぁ小雪、あそこでオリジナルのアクセサリーを作ってるみたいだぞ、見ないか?」
「見る見る~♪、オリジナルかぁ・・・(作ってもらおうかな・・・)」
私は祐二君の腕を抱きしめるように
つかんだ、もちろん・・・恥ずかしいけど胸は意図的に押し付けてる
カウンター横のガラス張りの小部屋で店員さんがアクセサリーを作っていた
「わぁ・・・凄いねぇ」
「そうだな・・・んっ?」
すると祐二君はカウンターを見た
「どうしたの?」
「いや、何でもない・・・もう少し作ってる所見ようか」
「うん・・・分かった」
祐二君は目線をカウンターから
小部屋の方に移した・・・
私は気になってカウンターを見てみる
すると張り紙がしてあった、そこには『オリジナルアクセサリー特価で作成します』と
書いてあった・・・もしかしてこれを見てたのかな?
まっいっか・・・今は気にせず祐二君と2人の時間を楽しもう・・・

アクセサリー屋を出て1時間が経とうとしていた
そういえば・・・お店を出る時に祐二君が1人でお店に残ってすぐ戻って来たけど・・・
あれは何だったんだろう?、まぁ特別何か買ってた訳じゃなさそうだけど・・・
「さて恭子、次は何処に行く?」
「そうだねぇ・・・あっ、祐二君と小雪ちゃんは行きたい所ってある?」
「えっ・・・俺は特別行きたい所はないけど」
「う~ん・・・私も特にないなぁ・・・ごめんね恭子ちゃん」
私と祐二君が答えると恭子ちゃんは
別に大丈夫だよ、と答えた・・・
私は義則君と恭子ちゃんの家を出てから
ずっと考えていた・・・祐二君は自分の体のせいで
私の事を幸せに出来ないと言った・・・でも、出来る事なら
・・・私をお嫁さんにして・・・ずっと傍に居てやりたいって
私も同じ考え・・・たとえどんな障害が立ち塞がっても、2人なら・・・
祐二君と私なら・・・2人で力を合わせれば乗り越える事が出来るはずだから
私は祐二君の事が好き・・・大好き、愛してる・・・忘れてた期間は長いけど・・・
よく考えれば私は子供の頃からずっと祐二君の事を想い続けて生きて来た気がする
いや・・・そうなんだ、気付けば何時も祐二君の事を考えてる
離れてる時は、今何してるかなとか・・・早く会いたいとか・・・
いっぱい・・・い~っぱい、祐二君の事を考えてる・・・私の中にはどんな時も
祐二君が居る・・・忘れてたとしても、私の中には確かに祐二君が居たと信じたい
私にとって祐二君は全て・・・一生愛し続けて、支えてあげる相手・・・
祐二君が居ない事なんて考えられない・・・祐二君が居なきゃ私は何も出来ないから・・・
 

第26話『キッカケ』

 投稿者:ユオ  投稿日:2009年 6月18日(木)02時35分21秒
返信・引用 編集済
  翌日、朝・・・鳥の鳴き声が
聞こえる中、目を覚まして目を開くと・・・
「ふぅ・・・義則と恭子ちゃんの家に泊りに来たんだっけ・・・」
起き上がろうと思って
腕と手に力を入れると・・・
再びあの時の様に左手にグミのような柔らかい感触が・・・
まっ・・・まさか、この感触は・・・間違いじゃなかったら・・・
俺は恐る恐る左手に目線を移すと・・・俺の手は隣に居る小雪の胸を触っていた
「・・・・・・・・・・・・・うわぁ!!」
俺はビックリして後ろにずり下がった
けど頭をテレビの角に打ち付けてしまった
「ぬぉぉぉぉぉぉぉぉぉ・・・頭が・・・」
大きく音を立ててぶつかったので
小雪も起きて、俺の隣で寝てた義則と・・・恭子ちゃんも起きた
っていうか・・・恭子ちゃんまで居るのか・・・隣の部屋で寝てたはずだろ
「どうしたの祐二君?」
「いや・・・小雪が隣に居てビックリしちゃってさ・・・隣の部屋で寝てただろ?」
「恭子ちゃんと一緒になって寝ぼけてて・・・それぞれ好きな人の布団に・・・」
小雪は顔を真っ赤にしながら
ブツブツと呟くように話した・・・
恭子ちゃんは寝ぼけてるようで、義則にベッタリくっ付いたままだった
「小雪・・・恭子ちゃんもそうだけど、一緒に寝たかったなら言えば良かったのに」
「いや・・・あの・・・そうだけど、恥ずかしくて・・・」
小雪はそう言うと俺の胸に顔を埋めた・・・
「そういう所は昔っから変わってないな・・・小雪」
俺はそう言った後
小雪の頭にポンッと手を置いて、数回優しく撫で撫でしてあげた
「むふぅ・・・祐二君・・・」
「さてと・・・義則、悪いけど先にシャワー使って良いか?」
「あぁ、どうせ俺あんまり寝汗かいてないし・・・タオルは・・・」
「私が持って行くね祐二君、朝御飯はどうする?」
ご飯・・・そういえばお腹空いたな
「小雪ちゃん、一緒に作ろうよ、タオル持って行った後で良いから」
「そうだね、義則君バスタオルは何処にあるの?」
「洗ったやつが恭子と寝てた部屋のタンスに入ってるよ」
「それじゃシャワー浴びて来るわ・・・」
俺はまだ重いまぶたをこすりながら
風呂場に向かった・・・う~、泊りなんて久しぶりだ・・・風呂を借りるのもな

シャワーを浴びて、サッパリしてから服を着替える
そして晩御飯を食べた時と同じテーブルには朝食が並んでいた
「おぉ・・・朝食なのに豪華だなぁ」
「恭子と小雪ちゃんが凄い気合入れてたからな」
「あれ、その恭子ちゃんと小雪は?」
「近くのコンビニにお茶を買いに行ってるよ」
そうか・・・すぐ戻って来るんだな
すると義則が俺の首を指差して・・・
「あれ・・・お前ってそんな所に傷があったっけ?」
義則が指差したのは俺の首の右側だった
そこには普段あまり目立たないけどペットボトルのキャップぐらいの大きさの傷がある
「これは・・・まだ5歳の時に出来たやつだよ」
「何だ?、遊んでて怪我でもしたのかよ?」
「違う、5歳の時小雪と遊んでたらさ、建物の4階から小雪目掛けて花瓶が落ちて来てさ」
あの時は必死だった・・・
自分はどうなっても良いから小雪は守るって言ってたし
「小雪を守ったは良いけど、花瓶が途中で壁に当たって割れてさ、その破片で首切ったの」
「破片で首切ったって・・・大丈夫なのか?、それに小雪ちゃんは?」
「小雪に怪我は一切無かった、当たり前だろ?、大丈夫じゃなかったからここにも居ない」
「あっ・・・それもそうか、早く戻って来ないかな・・・お腹空いたぜ」
そう話していると玄関で扉の開く音が・・・
2人とも帰って来たか・・・
するとリビングに2人が戻って来た
「ただいま~、義則君♪」
恭子ちゃんは元気よく言ったけど
小雪は様子がおかしい・・・というか
朝起きた時も様子が変だったな・・・頬をうっすらと赤く染めてたし・・・
「その・・・今戻ったよ・・・あの、祐二君・・・」
「おかえり、小雪どうしたんだ?、朝起きた時から様子がおかしいけど・・・」
「別にどうもしてないよ・・・ただちょっと、嬉しい事があったから・・・」
「そうか・・・それは良かったな、早く皆でご飯食べて出かけるぞ~」
その時、ほんの一瞬だけ小雪は残念そうな顔をして
一言・・・『まだかかるかな』と呟いたように見えた・・・
見間違いかと思い、俺はまぶたを閉じてからもう一回開いて小雪を見ると
何時もの、優しく・・・可愛い笑顔をする小雪が俺の目に映った・・・
気のせいだったのか?、それにしちゃ・・・妙に心に引っかかる表情だった
それにしても・・・プロポーズか・・・婚約指輪は俺の今の貯金でギリギリ買えるけど
どうせなら、汗水流して作ったお金で買った方が心がこもってて良いかもしれない・・・
よしっ・・・そうと決まれば、アルバイトでも探すかな・・・
 

第25話『聞こえる声と気持ち・・・ホントに?』

 投稿者:ユオ  投稿日:2009年 6月17日(水)20時38分49秒
返信・引用 編集済
  私は恭子ちゃんと同じ部屋で寝ていた
ご飯を食べ終わって、お風呂に入って・・・寝ようと思って
既に1時間ぐらいが経ってるけど・・・中々眠れない・・・
「中々眠れないねぇ、恭子ちゃん」
「うん・・・ちょっと騒ぎすぎたかもね」
確かにね・・・
「そうだ、恭子ちゃんの今の気持ち教えてよ、婚約した気持ち」
「えっと・・・凄く幸せだよ・・・でも・・・」
「でも?、何か気になる事でもあるの?」
「その・・・義則君の良い妻になれるかどうか不安で・・・」
良い妻・・・
でも恭子ちゃんなら・・・
「大丈夫だよ、恭子ちゃんならきっと良い奥さんになれるよ、だから頑張って」
「うっ・・・うん・・・私頑張ってみるよ」
恭子ちゃんと話していると
隣の部屋から話し声が・・・
「あれ・・・祐二君と義則君も起きてるんだね、私達と同じだね恭子ちゃん」
「うん、何話してるんだろう?」
私は耳を隣の部屋に向けて
祐二君と義則君の会話を聞いてみる、恭子ちゃんも同じ事をしていた
『小雪の事は好きだよ、ずっと一緒に居たいと思ってる』
『って事は・・・祐二は小雪ちゃんをお嫁にしたいと?』
『出来ればそうしたい・・・でも小雪には選ぶ権利がある、俺は・・・』
はうっ!?、ゆゆゆゆゆゆ・・・
祐二君が・・・今私の事を・・・お嫁さんにしたいって・・・
『どうしたんだよ、お前がそこまで考えるなんて・・・』
『俺は後半年しか生きれない、そんな俺を選んでも・・・小雪が不幸になるだけだ』
祐二君の言葉を聞いた恭子ちゃんは・・・
「そんな・・・祐二君・・・後半年の命なの?」
「うん・・・でも、薬で延命させてるよ・・・」
「辛いでしょ?、小雪ちゃん・・・」
「・・・辛くないって言えば嘘になるけど・・・我慢しないと・・・」
再び2人で耳を隣の部屋に向けた
『それに・・・仮に小雪と結婚したとしても、この体のせいで・・・幸せにしてやれない』
『祐二は間違ってる』
『俺が間違ってるだって?、どうゆう事だよ』
『自信が無いのは分かる、けど最終的に幸せか不幸せかを決めるのは小雪ちゃんだろ』
幸せか不幸せを決めるのは私・・・
『確かにそうだけどさ・・・でも、この気持ちをどう伝えれば良いのか分からない・・・』
『素直に言えば良いだろ、結婚して下さいぐらい・・・男だろ?』
『あのなぁ・・・そんな簡単に言えたら苦労しない、それに指輪だって無いんだ』
はぅぅぅ・・・指輪・・・
婚約指輪と・・・結婚指輪・・・
「はぅ・・・」
私はボーっとしたまま
布団に戻った・・・
「どうしたの小雪ちゃん」
「もう寝るよ、これ以上話を聞いたら我慢出来なくなるから・・・」
「そっか・・・それじゃ私も寝るよ、おやすみ小雪ちゃん」
私は目を閉じた・・・
もしあれ以上話を聞いてたら
私は我慢出来ずに、祐二君に抱き付いてしまいそうだった・・・
病院ならまだ何とかなったんだろうけど、ここは義則君と恭子ちゃんの家だから・・・

小鳥が鳴く朝・・・私は目を開けると・・・
目の前に・・・祐二君の寝顔が・・・
「ひゃう!?、どっ・・・どうしてここに・・・」
祐二君の隣の布団を見ると
そこには義則君が寝ていて恭子ちゃんがピッタリくっ付いて寝ていた
まさか・・・私と恭子ちゃん・・・寝ぼけたままそれぞれ好きな人の布団に潜り込んだの?
「でも・・・これなら良いか・・・祐二君と一緒~♪」
私はぎゅ~っと祐二君に抱き付いて
たくさん祐二君のぬくもりを感じて、優しい匂いをかいでいた・・・
 

第24話『秘め事の夜・・・えっ?』

 投稿者:ユオ  投稿日:2009年 6月17日(水)16時18分23秒
返信・引用 編集済
  その日の夜、俺は消灯時間が過ぎたのを確認した後
小雪を連れて病院を抜け出した、小雪は病院を出てから辺りをキョロキョロと見渡して
オロオロしている、こうして夜に抜け出すの初めてなんだろう
「祐二君・・・ダメだよこんな時間に抜け出しちゃ」
「大丈夫だよ、明日は朝から出かけるって連さんに話してあるし」
「それでも・・・こんな荷物を持ってどうしてこんな時間に?、何処に行くの?」
「なんだ、義則と恭子ちゃんに聞いてないのか?」
俺がそう言うと、小雪は頷いた
準備に忙しいって言ってたからな・・・忘れたんだろう
「何って、義則と恭子ちゃんの婚約を祝ってあいつの家でパーティーだよ、ついでに泊り」
「えぇ!?、でもでも・・・そんな、2人の邪魔しちゃ・・・」
「2人から是非って言われてるんだよ、断る訳にも行かないだろ?」
夜抜け出してする事・・・
それは義則と恭子ちゃんの家に泊りに行く事と
義則と恭子ちゃんが作ったご飯を4人で食べて
2人の婚約を祝うんだ・・・普通ご飯作るのは招かれる俺と小雪なんだが
恭子ちゃんは小雪と同じで、料理を作るのが好きらしい、それで食べに来てくれと
言っていた、まぁその為に俺と小雪は晩御飯を我慢している、この時間に小雪は
抜け出すのはいけない事だと言ったけど、一応あの病院は夜間出入り自由なんだよな
「そっか・・・2人から言われてるんなら・・・」
「学校近くにマンションがあるんだ、そこに義則の部屋があるから」
義則の親父さんは海外出張で外国に居る
それで義則のお母さんも付いて行っている
戻るのに3年はかかるらしい、ついでに言うと・・・
義則の家は結構裕福である、暮らしてるマンションは親父さんが買った物で
そのマンションには義則専用の部屋、お母さん専用部屋、親父さん専用部屋
もう1つ、普段一家で暮らしてる部屋と4つの一家専用部屋がある・・・
「へぇ・・・そうなんだぁ、私知らなかった」
「俺は何回か行った事あるぞ、小雪と再会するまでずっと独りでつまらなくてさ」
「でも今は違うでしょ?、その・・・私が傍に傍に居るんだから・・・」
「あぁ・・・今は独りじゃない、2人だ・・・甘えん坊の女の子だけどな」
俺がそう言うと、小雪は頬を膨らませて・・・
「ぶぅ、どういうこと?」
「そのまんまだよ・・・」
俺達は手をつないで歩いていた・・・
何だか気まずいな・・・余計な事言ったかな俺・・・

義則の部屋に着くと・・・早速2人で出迎えてくれた
「おぉ!!、よく来てくれたな2人とも」
「祐二君、小雪ちゃん、いらっしゃい」
「いやぁちょっと遅れた、悪い悪い」
「ありがとう、わざわざ招いてくれて」
それから2人に案内されて
ご飯が置いてある部屋まで来た
「おぉ・・・凄いなこれは」
「恭子が今日はお祝いだからって、俺の好物と祐二の好物、小雪ちゃんの好物と」
「皆の好物を作ったの、後私のママ直伝の肉じゃがを作ったの、いっぱい食べてね~」
俺と小雪が荷物を置くと
早速皆でご飯を食べる為に手を合わせて・・・
「それでは・・・いただきます」
『いただきま~す』
それから皆でご飯を食べ始める
「美味しいよ、恭子ちゃん」
「ありがとう祐二君、頑張って作ったかいがあるよ」
「恭子の手料理は凄い美味いんだぞ、こんなご飯が何時も食べれる事を自慢したい」
義則がそう言うと、恭子ちゃんは顔を真っ赤にしながら
「もっ・・・もう・・・恥ずかしいよ、義則君・・・」
「ラブラブだなぁ、きっと良い夫婦になれるよ」
それから皆でワイワイ騒いだ・・・

お風呂に入らせてもらって・・・
小雪と恭子ちゃんは襖1枚挟んで隣の部屋に
俺と義則はその隣の部屋で寝る事にした・・・
寝ると言ってから1時間ぐらいが経った頃・・・
俺と義則はまだ起きていた・・・騒ぎすぎたのか、逆に寝れない・・・
隣は静かだから・・・もう小雪と恭子ちゃんは寝たな・・・
「寝れないな・・・」
「そうだな・・・少し話そうぜ祐二」
「別に良いけど・・・何を?」
「お前の未来のお嫁さん、小雪ちゃんの事でな」
くっ・・・こいつはまた
「小雪は・・・」
「でも好きなんだろ?、素直になれよ・・・誰にも言わない」
俺が小雪の事で悩んでるのバレバレか・・・
「はぁ・・・お前こういう事は鋭いな」
「何年お前と友達やってると思ってるんだ?」
「分かったよ・・・話すよ、誰にも言うなよ」
俺は・・・自分が
小雪の事をどう思ってるか話し始めた・・・
「小雪の事は好きだよ、ずっと一緒に居たいと思ってる・・・」
「って事は・・・祐二は小雪ちゃんをお嫁にしたいと?」
「出来ればそうしたい・・・でも小雪には選ぶ権利がある、俺は・・・」
「どうしたんだよ、お前がそこまで考えるなんて・・・」
嫌でも考えるさ・・・
あの事がある限りずっと・・・
「俺は後半年しか生きれない、そんな俺を選んでも・・・小雪が不幸になるだけだ」
「・・・・・・・・・・・・やっぱり、余命の事が原因か・・・」
義則がそう呟く
俺はそれに続けて話す・・・
「それに・・・仮に小雪と結婚したとしても、この体のせいで・・・幸せにしてやれない」
「祐二は間違ってる」
義則がズバッと言った
「俺が間違ってるだって?、どうゆう事だよ」
「自信が無いのは分かる、けど最終的に幸せか不幸せかを決めるのは小雪ちゃんだろ」
「確かにそうだけどさ・・・でも、この気持ちをどう伝えれば良いのか分からない・・・」
「素直に言えば良いだろ、結婚して下さいぐらい・・・男だろ?」
はぁ・・・こいつは分かってない
「あのなぁ・・・そんな簡単に言えたら苦労しない、それに指輪だって無いんだ」
何時に伝えれば・・・どう伝えれば良いのか
俺には分からない、小雪とずっと一緒に居たい気持ちは確かなのに・・・
 

第23話『ピンチ?』

 投稿者:ユオ  投稿日:2009年 6月 9日(火)06時17分21秒
返信・引用 編集済
  次の日、小雪は様子見で学校を休んだ
俺も別に動けない訳じゃないけど、様子見で休みだそうだ
「ねぇねぇ祐二君」
「ん?、何だ小雪、どうかしたか?」
「今すぐキスしてって言ったら・・・怒る?」
「えっと・・・別に怒らないけど、今はダメ」
俺がそう言うと・・・
「ぶぅ・・・どうして?」
「どうしても、まだ上手く出来ないから・・・小雪に嫌われたくないし」
「別に私は気にしないよぉ、私だって・・・キスはまだ上手くないから・・・」
うぅ・・・
「とりあえず、ダメだ」
「分かったよ・・・でも、頭撫で撫では良いでしょ?」
「それなら・・・はい、撫で撫で・・・」
俺は小雪の頭を
何回も・・・何回も
優しく撫で撫でしてあげた
すると小雪は目を細めて喜ぶ
「むふぅ・・・えへへ、昔から祐二君に撫で撫でしてもらうのが好きなんだぁ」
「そういえば、小雪が泣いた時はよくこうしてあげてたよな」
昔はそうだった・・・あっ
今もか、昔は小雪が転んだりして泣いたら
俺が駆け寄って、抱きしめてあげると・・・すぐ泣き止んだ
「うん・・・祐二君に抱きしめてもらうと、痛いのもすぐ痛くなくなるもん・・・」
「そうそう、こうして小雪を抱きしめるとすぐ泣き止んでた」
「えへへ・・・だって・・・祐二君の胸って・・・ポカポカしてるもん」
「あっ、小雪悪いけどそこの水取ってくれない?、喉が渇いて・・・」
俺がそう言うと小雪は頷き
手を伸ばして水の入ったペットボトルを取ろうとした
けど体制を崩したらしく、俺の膝から落ちた
そして丁度、俺の患者服を握っていたので俺も倒れた
「小雪・・・大丈夫か・・・って、ブッ!!」
俺は今の体制に驚いた
気付けば小雪は俺の下に居て
知らない人が見ても・・・っていうか
俺が小雪を押し倒した感じになってる・・・
「あっ、いやその・・・わわわわ、わざとじゃないからさ」
俺が一生懸命、小雪に説明する
でも・・・小雪は顔を赤くしたまま
目を閉じて、何かを求めるように俺の手を握った
「まっ・・・まさか・・・キス?」
と俺が言うと・・・
小雪は小さく頷く、恥ずかしいのかまったく、ピクリとも動かない
「わっ・・・分かった・・・」
俺はゆっくりと自分の唇を
小雪の唇に近付ける・・・息が分かる所まで近付いた
そして・・・再び、前のように俺と小雪の唇は重なった・・・
何だろう・・・前にした時より・・・小雪の唇が柔らかいような・・・
しばらくそのままでジッとしていると、部屋の扉が開き・・・恭子ちゃんが入って来た
「はうっ!!、はわわわわわわわわw、だっ・・・大胆なキス・・・」
「わ~!!、えっ、あの・・・どうして恭子ちゃんがここに?」
俺は急いで小雪から離れる
小雪も俺がどくと、すぐに上半身を起こした
「実は、お昼休みに時間が出来たから義則君とお見舞いに来たんだけど・・・」
「それで・・・その肝心の義則君は?、一緒に居ないけど・・・」
「ロビーで飲み物を買ってから来るって、それにしても・・・今のキスは」
俺と小雪は2人で声を揃えて・・・
『お願いです、忘れて下さい』
そう言うと恭子ちゃんは頷いた・・・
恥ずかしい所を見られたな・・・キスは別に問題ないとしても
そのキスをしてる時の体制に問題が・・・かなり大きな問題があるからなぁ・・・
「お~い!!、飲み物買って来たぞ~」
義則が扉を豪快に開けて中に入って来た
「義則、良いのか?、別に見舞い何て学校が終わった後でも良かったのに」
「実は学校が終わったら、恭子が着るウエディングドレスを見に行く事になっててさ」
「そうか・・・そういえば式場はどうするんだ?」
「ん~、まだ決まってない、今の俺の財力じゃドレスと指輪で限界・・・申し訳ないけど」
最後の言葉は恭子ちゃんに向かって言った
でも、恭子ちゃんは頭を横に振って・・・
「別に場所は何処でも良いの、義則君と一緒になれるなら・・・」
「恭子・・・ありがとう、そう言ってくれると助かるよ」
「お~お~、見せ付けてくれるねぇお2人さん、羨ましいよ」
「何言ってるんだよ、祐二だって小雪ちゃんっていう立派な可愛いお嫁さんが居るだろ?」
義則の言葉を聞いた瞬間、小雪は顔を真っ赤にして
ぶつぶつと何か言い始めた
「そっ・・・そんな、私が祐二君のお嫁さんだなんて・・・」
両手を頬に当てて、頭を横に振る小雪
「でもでも・・・ずっと一緒に居たいし・・・あぁ」
「お~い、小雪~帰ってこ~い」
肩をポンポンと叩くと・・・
「はうっ!?、ごっ・・・ごめん・・・」
「いや、別に気にしてないから・・・嫌な気もしなかったし」
はっ!?、俺は今何て事を・・・
小雪は目をウルウルさせて俺を見つめていた
恭子ちゃんはニコニコ微笑んでるし、義則はニヤニヤしてる・・・
「あっ、いやその・・・ごめん」
「どうして・・・謝るの?」
「何となく・・・ところで結婚したら2人は何処に住むんだ?、やっぱり義則の家?」
そう言うと2人は頷いた・・・
ふぅ・・・小雪と結婚か、俺は・・・
 

第22話『約束』

 投稿者:ユオ  投稿日:2009年 6月 9日(火)06時16分7秒
返信・引用 編集済
  祐二君とのデートから3日後・・・
私は1人で病室に居た、理由は簡単・・・
あのデートから帰って・・・晩御飯を食べようとしたら
祐二君は発作を起こして倒れてしまった、それから意識が戻ったり
また失ったりの繰り返しで、あれから3日間ずっと集中治療室に居る
でも、今日やっと普通病棟に戻って来る・・・意識は戻ってないそうだけど
部屋に運ばれて来た祐二君、酸素吸引マスクを着けている・・・意識は無い
「それじゃ小雪ちゃん、傍に居てあげるんだよ?、祐二もそれを望むだろうからね」
「はい・・・恋人だから・・・祐二君の事、好きだから・・・ずっと傍に居ます」
「そうかい、それじゃ私は仕事に戻るからね、何かあったらナースコール押すんだよ?」
頷くと蓮さんは部屋を出て行った
部屋には私と、意識が無い祐二君と2人っきり・・・
「寂しかった・・・祐二君が居ないから、夜はずっと泣いてたんだよ?」
手を握る、暖かい・・・やっぱり
この暖かい手は祐二君の物だ・・・祐二君しか出せない・・・このぬくもり・・・
「ポカポカしてるね・・・」
祐二君は寝てる・・・
呼びかけても起きない、優しく呼んで欲しいな・・・小雪って
「祐二君・・・義則君達が舞台作ってくれたよ、早く行こうよ・・・ねぇ・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・」
どうしようかな・・・もうお昼だけど
今更学校に行けないしなぁ・・・
でも・・・一応行こう、恭子ちゃんと義則君に
舞台作りをまかせっきりに出来ないし・・・

病院を出て、学校に着く頃には丁度お昼休みの時間だった
私は病院でご飯を済ませてるし・・・そうだ、舞台の準備に行こう

体育館、そこにはやっぱり恭子ちゃんと義則君が居た
「お~い、小雪ちゃ~ん」
「小雪ちゃんだ、どうしたの~」
「手伝いに来たの・・・あれ・・・」
目の前が・・・歪んで・・・見える
「どうしたの?、小雪ちゃん・・・」
だっ・・・ダメ
私・・・立っていられない・・・
あっ・・・私は床にそのまま崩れ落ちた
隣に駆け寄って来る恭子ちゃんと義則君、何か話しかけられてる・・・
でも・・・ぼんやりしてて
何て言ってるのか・・・分からない、そしてそのまま意識を失ってしまった・・・

目を開けると・・・私と祐二君の病室の天井が見えた
「ここは・・・」
そして、私の顔を覗き込む
顔が2つ・・・祐二君と蓮さんだ
「祐二君・・・」
「小雪!!、よかった・・・」
私が上半身だけ起こすと
祐二君がいきなり私を抱きしめた・・・
「祐二君・・・どうしたの?」
「俺が意識戻してすぐ、小雪が運ばれて来たから・・・何かあったのかと・・・」
「祐二、さっきも言ったけど・・・小雪ちゃんはただの貧血だから、大丈夫だよ」
「よかった・・・よかった・・・小雪」
祐二君は優しく抱きしめてくれてる・・・
「ちょっと祐二君・・・恥ずかしいよぉ」
「ごっ、ごめん・・・小雪の事が心配で心配で・・・」
「祐二は無理矢理に自分の腕の点滴針引き抜いて、小雪ちゃんの隣に駆け寄ったんだよ?」
本当だ・・・無理矢理
引き抜いたせいで怪我をしたらしい・・・
祐二君の左腕には包帯が巻かれている
「ありがと・・・祐二君、えへへ・・・」
全てを任せるように、祐二君にもたれる・・・
「それじゃ、私は仕事に戻るよ」
そう言うと蓮さんは
部屋を出て行った、何だか気を使われたような気がする・・・
「小雪・・・もう大丈夫か?」
「うん、大丈夫だよ、祐二君が傍に居てくれるから・・・」
「そうか・・・ずっと傍に居てやるからな・・・小雪」
私は祐二君の胸に顔を埋めたまま
目を閉じて寝る事にした・・・

目を開けて、窓を見ると外は暗かった
そして・・・祐二君は変わらず私を抱きしめてくれていた
「祐二君、私の事ずっと・・・抱きしめてくれてたんだね」
「当たり前だろ?、俺は小雪の彼氏で小雪は俺の彼女だ・・・傍に居るのは当然だ」
「そっ・・・それじゃあ・・・大人になっても傍に居てくれる?」
私が祐二君の顔を見つめて言うと・・・
「えっ、あっ・・・その・・・傍に居るよ、小さい頃・・・約束しただろ?」
混乱しながらも
祐二君はハッキリ答えてくれた
「えへへ・・・」
すると、私のお腹が『ぐぅ~』と鳴った
「ひゃう・・・恥ずかしい・・・」
「まだご飯食べてないだろ?、仕方ないさ、俺も食べてないから一緒に食べよう小雪」
「うっ・・・うん」
それから、祐二君と2人で
病院食を食べた、味は何時もと変わらない
でも・・・何だか今日だけは違った気がする・・・
 

第21話『安心と不安』

 投稿者:ユオ  投稿日:2009年 6月 8日(月)01時47分9秒
返信・引用 編集済
  イルカさんをジッと見ている
祐二君をイルカの水槽の前で待っていた
「遅いなぁ、祐二君・・・」
トイレに行って来るって
祐二君が私に言ってからもう30分も経ってる
そう考えていると・・・祐二君が走って来た
「小雪~、ごめんごめん、トイレが混んでて遅れた」
「そっか・・・寂しかったんだから・・・」
私は祐二君に抱き付いた・・・
本当に寂しかった・・・また1人ぼっちになっちゃったって思うと・・・
すごく怖かったし、すごく寂しかった・・・もう1人ぼっち何て嫌だから・・・
「小雪・・・ごめんな、1人にさせて」
そんな私の頭を
祐二君は優しく撫で撫でしてくれた
「むふぅ・・・祐二君、えへへ・・・」
すごく暖かい・・・
祐二君は何時も私を優しく、暖かく包んでくれる
「ずっと一緒に居たいな・・・」
私はボソッとつぶやいた
祐二君に聞こえたか・・・分からないけど

水族館から遊園地に行った
「どれに乗る?」
「そうだなぁ・・・祐二君と一緒なら何でも良い♪」
「おいおい・・・それじゃ小雪を誘った意味が無いだろ、小雪は何に乗りたいんだ?」
「えっと、その・・・メリーゴーランド・・・」
普通と言うか・・・子供っぽいと言うか
まぁこれが私なんだ、私は彼女だから私の全てを出さないと
「よしっ、それじゃ早速行こう」
祐二君は私に手を差し出した
私はもちろん、すぐ祐二君の手を握った・・・

私は馬車の形をした乗り物に乗っていた
祐二君は私の隣にジッと座っていた、祐二君に私はずっともたれている
「えへへ・・・楽しいねぇ」
「そうだな、小雪と一緒で楽しいぞ」
そんな私の手を握る力を
少しだけ・・・強くしてくれた
自分の顔の温度が上がって行くのが分かる
きっと・・・頬が赤く染まってる・・・
「ねぇ祐二君・・・」
「何?、どうかしたのか?」
「私と・・・ずっと一緒に居てくれる?」
すると祐二君は顔を赤くしながら・・・
「もちろんだ、おっ・・・俺は小雪しか、好きになれないからな・・・」
はうっ!!、わっ・・・私しか
好きになれない・・・って事は、あのあの・・・その・・・
「ふにゅぅ・・・恥ずかしいよぉ」
「ごっ・・・ごめん、でも本当の事だから・・・」
祐二君は更に私の手を握る力を
強くした、でも痛くないし・・・凄く優しい・・・
私の顔は完璧に出来上がっていると思う、祐二君に真正面から
えっと・・・あんなに好きって言われた事・・・無いから・・・
「えへへ・・・」
ママが言ってた事が本当であって欲しい
私の事を・・・その、お嫁さんにしたいって祐二君が想ってるって・・・
でも、1つだけ心配だな・・・最近の祐二君は様子がおかしい
さっきのトイレもそうだ、あの10分前にトイレに行ってるのに・・・
それに最初は早かったのに2回目は時間がかかった、トイレが混んでたって言ったけど
イルカを見る前にトイレの前を通ったけど別に混んで無かった
それがたった10分で、出るのに30分もかかるぐらい混むとは思えない
私が聞いても、大丈夫だから気にしないでって・・・それにそういう時に限って
祐二君は苦痛に顔を歪めてるような気がする、私に気付かれないようにほんの一瞬だけ
「ねぇ祐二君・・・」
「なんだ?、小雪」
また私は聞こうと思ったけど・・・
「何でもない、凄く楽しいね~♪」
聞いても答えてくれないだろうから
私は聞くのを止めた・・・
「そうか・・・次は何処に行こうか?」
「えっとねぇ、コーヒーカップ♪」
今は楽しもう・・・いっぱい
楽しむんだ、祐二君が私に言ってくれるまで・・・
傍に居るんだ、聞いてもずっと・・・ずっと傍に・・・
 

第20話『交差する心』

 投稿者:ユオ  投稿日:2009年 6月 5日(金)17時48分52秒
返信・引用 編集済
  小雪と初めてのデート
出かけたりした事はあるけど・・・
彼氏らしい事はまだしてあげてないからな・・・
小雪は俺と手をつないで、初めてのデートだからなのかニコニコと微笑んでる・・・
「えへへ・・・デート♪、デート♪、祐二君とデート~♪」
「そんなに嬉しいか?、俺とデートするの」
「うん♪、だって・・・カップルとして遊園地に行くの初めてだもん♪」
そういえば・・・
駅を出てからずっと小雪は俺の腕にしがみ付いている
でも・・・それは別に良いんだけど・・・ずっと小雪の胸が俺の腕に当たってる・・・
しかも、小雪は胸が当たってるの知っててグイグイ押し付けてるような気がする・・・
別に嫌な気はしないから、良いけどさ・・・何だか恥ずかしいな・・・
「ねぇねぇ祐二君、最初は何に乗る?」
「そっ・・・そうだなぁ、最初に水族館に行こうか?、今の時間はあまり乗れないぞ?」
「あっ・・・確かにそうだねぇ、1時間待ちとかになってる・・・」
「嫌か?、俺と水族館・・・」
俺がそう言うと、小雪は頭を横に振って
「違うよ・・・遊園地はママとパパに連れてってもらった事あるけど・・・」
「まさか、小雪・・・水族館は初めてか?」
「うん・・・だから嬉しいの、その・・・初めての水族館を祐二君と行けて・・・」
「小雪・・・俺も初めてだからさ、楽しく回ろう」
それから俺と小雪は手をつないだまま
水族館に向かった・・・初めての水族館か・・・

水族館に入り、動物を見始めるとすぐ・・・
「わぁ♪、ねぇねぇ祐二君、イルカさんだよ~♪」
小雪は水族館エリアに入った時には
そわそわし始めて、動物が目に映った瞬間、はしゃぎ始めた
やっぱり女の子はこうでないとな・・・笑顔が1番だ
「可愛いイルカだな」
「うん♪、それに・・・あのイルカさん、夫婦みたいだねぇ」
「夫婦だって?、どうしてそう思うんだ?」
「だって・・・2匹一緒で、その間に子供が居るよ?」
言われて見れば・・・
確かに3匹でずっと一緒に居る
「羨ましいなぁ・・・私も早く結婚して・・・子供が欲しいなぁ・・・」
小雪は頬を赤く染めて
ガラスの向こう側を見ていた・・・
仲が良いイルカが3匹居る水槽を・・・
「えへへ・・・次行こっか」
「そっ、そうだな・・・次は・・・ペンギンだぞ小雪」
「ペンギンさんかぁ♪、きっと可愛いよね」
そして、小雪は再び俺の腕にしがみ付いた
相変わらず胸を押し付けている・・・

ペンギンが居る所にやって来た
「わぁ・・・殿様ペンギンだって~」
「カッコイイな、それに・・・」
「それに可愛い♪、頭もカッコイイし可愛いから大好き~♪」
楽しんでくれてるみたいだな
よかっ・・・うっ・・・うぅぅぅ
こんな時に・・・発作か・・・
「悪い小雪、ここに居てくれ、トイレに行って来る」
「分かった♪、すぐ帰って来てね・・・」
俺は走ってトイレに向かった

トイレに入ってすぐ、俺は薬を打った・・・
「はぁ・・・はぁ・・・先は長くない・・・か・・・」
頻繁に発作が起きるようになった・・・
これも病気のせい・・・自業自得なんだがな・・・
小雪に話せば余計な心配をかけてしまう・・・でもこの状態が続けば
何時か必ず大きい発作が起きる、その時にバレてしまう・・・
俺が嘘をつき続けてたって小雪が知ったら・・・嫌われてしまうかもしれない・・・
「今じゃポンコツの体か・・・何時まで耐えてくれるか・・・」
くっ・・・俺は小雪の将来を見届けるって
約束したんだ・・・こんな所でくたばってたまるか・・・
 

第19話『隠れた心』

 投稿者:ユオ  投稿日:2009年 6月 5日(金)02時53分9秒
返信・引用 編集済
  翌日、私は朝からずっと思ってる事がある
私は・・・祐二君の事が好き
祐二君が告白して来た時は凄く嬉しかった
お互いに・・・好きだったんだなって分かったから
でも、将来の話・・・結婚ともなれば話は別になる・・・
私と付き合ってくれても、将来ずっと付き添う相手に私を選んでくれるかどうか・・・
祐二君を好きだという気持ちに嘘は無い、私はママに相談しに家に戻っていた
「どうしたの?、改まって相談だなんて」
「実は・・・私・・・結婚したい相手が出来たの」
私がそう言うとママの指がピクッと動いた
「そう・・・祐二君ね、その相手っていうのは」
「うん、でも・・・この気持ちはどう伝えたら良いのか分からなくて・・・」
そして私は、昨日・・・
寝る前に祐二君と交わした会話をママに話した

あの話を聞いたママは、3分ぐらいジッと黙ってから・・・
「小雪、それはきっと・・・祐二君も小雪の事を意識してるのよ」
「えっ、でも私・・・あまりスタイル良くないし・・・胸だって誇れる程無いし・・・」
「小雪はスタイル抜群よ?、ママの娘なんだから、胸だってそれが普通なのよ?」
「でも・・・男の子は大きい方が好きだってクラスの子が言ってたし・・・」
するとママは、私の隣に座って
私の肩をポンポンと叩いて・・・
「確かに大きい方が好きって子も居るわ、それでも自分に自信持たないとダメよ?」
「でも・・・祐二君が私を選ぶ保障なんて・・・」
「小雪の言う通り保障は無いわ、でも・・・その中に入る努力もしないで諦めちゃダメ」
「祐二君が私の事・・・好きだって事は分かってるけど・・・どうすれば・・・」
するとママは私だけに
聞こえる声で私の耳に向かって・・・
「それじゃあ、祐二君の腕に思いっきり自分の胸を押し付けなさい」
「えっ!?、私の・・・むっ・・・胸を祐二君の腕に・・・」
「押し付けて、祐二君が恥ずかしがったり、離れるように言わなかったら脈アリよ」
「でもでも・・・それで離れるように言われたら・・・」
ママは少し考えて・・・
「何回でもチャレンジよ、女の子にとって恋愛と結婚は戦いよ」
「うっ・・・うん、頑張ってみるよ、ママ・・・」
「病室でやっちゃダメよ、デートとかに行ってる時にすると良いわ」
「そういえば・・・家に戻る前に病室で祐二君にデートに行こうって言われた」
確か・・・この街の駅から10個ぐらい先の街の駅で降りて
その街に出来た・・・遊園地と水族館が一緒になった所に行こうって言ってたなぁ
「そうなの、それじゃ早く戻ってデートに行きなさい」
「実はママに相談するついでに、お昼のお弁当作りに来たの」
「小雪、そういう事は早く言いなさい、私も手伝うから早く作りましょう」
「うん♪、祐二君の好物とかいっぱい作る♪」
それから私はママと
お昼のお弁当を作り始めた・・・

9時には病室に戻る事が出来た、これでデートに行ける・・・
「祐二君、おまたせ~」
「小雪、俺は準備出来てるよ、すぐ行こうか?」
「うん♪」
それから私は
祐二君と手をつないで
デートに向かった・・・
ママの言った事・・・実践してみよっと
 

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